サンゴ礁域、岩礁域に生息。小さいうちはガンガゼの周りによく群れる。本種は鰓蓋から腹部にかけての白色あるいは淡青色の縦帯が破線ではなく実線状であることや、体側中央の橙色縦帯が尾柄部でとまることなどの特徴があり、スジオテンジクダイと見分けられる。ペアで産卵し、卵塊をオスが口内にいれて保護する。
湾内ゴロタ沿い
湾内や先端など、大瀬崎ではどこにいっても会えるお魚!大人になオスは口に卵を咥え、何日も絶食状態で口内保育を行う。卵が成長し大きくなりオスのお腹がぺたんこになった夜に稚魚を海へ放出するシーンは何度見ても感動です!ると金魚っぽさはなくなりますが、幼魚の時のオレンジの鮮やかさは目を引きますよー。
繁殖期は夏で夕方に産卵している場合が多いです。オスがメスを誘う動作は一見の価値ありですよー!(みきや)
岩礁やサンゴ礁に生息するイソギンチャクと共生する普通種。メスは尾びれが白く、オスは黄色い。体が黒色のものも見られる。雑食性で小型の甲殻類や付着藻類を食べる。イソギンチャクの毒に対して、免疫を持つ。生まれつき免疫を持っているわけではなく、イソギンチャクに触れて徐々に免疫を獲得していく。
大瀬崎の岩場
ダイバーじゃなくても名前は知っているクマノミ。実は何種類もいて大瀬崎のは「THE クマノミ」いつも同じ場所にいるので挨拶に行くと覚えてもらえるかもっ!(みきや)
常にヤギ目イソバナ類、ウミカラマツやムチカラマツに共生している。額角は円錐状で先端に僅かな切れ込みがある。雄の額角は非常に長く、雌はやや突出する程度。また、甲羅にはポリプを付けていてカモフラージュしている。
ムチカラマツ
甲殻類の中でも、特になに考えているのかわからないエイリアンっぽさがあります。オスとメスで頭の長さが違うのも魅力です。(みきや)
体は薄い膜質。扇状に広がるが、不規則に枝分かれし、いびつな形となる個体も多い。体の途中から網目状になる。網目状部の形は様々で、大きく広がるもの、破れて糸状になるもの、網目状部があまり発達しないものなどがみられる。
外海の岩場
「美しい」という意味を持つ綾錦の名をそのままに名付けられた海藻は、名の通り紫色に美しく揺られています。小さな球から胞子を出すシーンはなかなか見られませんが、赤い粒がいくらっぽくて吸いたくなるんだよなぁ。(みきや)
体地色は半透明の白色で、背面全体に黒色の斑紋が入る。この斑紋は点状のタイプや線状になるタイプのものも見られる。口触手、触角の先端、触角鞘の外側先端、指状突起の先端、尾の先端が橙色から黄色になる。大型のものは20mmに達する。
春の大瀬崎湾内
時に大量発生するウミウシのひとつ。もぐもぐとご飯を食べる愛らしい姿がずっと見ていられます。大きくなりすぎてご飯を求めて砂地をうろうろしている個体も多いですよー笑(みきや)
やや青みがかった半透明のクラゲで、斑紋を持つ個体も稀に見られる。傘の縁に触手は具えておらず、8本の口腕にはそれぞれ多数の棒状の付属器がある。過去に別種とされたスナイロクラゲ(Rhopilema asamushi)は本種のシノニムとされる。
ビゼンクラゲは雄雌異体で、無性生殖を行うポリプ型の世代と有性生殖を行うクラゲ型の世代を交互に過ごしながら増殖する生活環をしている。
夏の浅場
爽やかなソーダのような色合いのクラゲ。ふわふわと泳ぐ姿は癒やされます。夏に大量発生することがあるのでダイバーからは人気ですが、漁師さんたちは網にたくさん入るから苦手みたい笑小魚がついているときがあるよ。(みきや)
内湾の砂泥底にすむ大型の種で。色彩変異が多く、色々なカラーパターンの触手を持ったものが見られる。最も一般的なのは触手が乳白色で、触手端半部が紫色のものです。
大瀬崎湾内
妖艶な姿でダイバーをまどわせてくるイソギンチャク。なんかセクシー。(みきや)